膵臓がん闘病記 一日を無駄にしない
2018年 06月 12日
「暗い」って言葉は好きではない。
・体温 36.2℃
・体重 60.6kg また増えている。さほど食事もしていないのに、、、
・排便 昨日は4回、そのうち2回は力むこと少々、1回はあきらめ、4回目思った以上の量。久しぶりにスッキリ!
・抗がん剤によるこれといった副作用は見られず。
諸行無常とは、「作られたものはすべて移り変わり、一瞬として同じ状態にとどまってはいない」という自然の道理、真理を説いたもの、生あるものは、いつか必ず滅びる。花にたとえれば、その美しさは永久に続くことは無い。無情だからこそ、美しいと感じるのです。逆説的ですが、死と向き合うことが生を充実させる生き方につながっている。今という瞬間を無駄にしてはならない。今というこの瞬間は一度きりで、それを見過ごしたら、二度とその今は帰ってこない。だから「今日しかない」「今しかない」と悟るのです。一日を、その瞬間を楽しいと思えるときが充実した時間であり、充実した一日である。
昨日は飾ってある数台のカメラを売りに出した。カメラ専門店が出した下取り価格より、あるお店では9万円近く高く値がついた。少々遠出ではあったが一日が有意義であった。
私は若いころからサイエンスに興味があって、書庫を埋めていた。女房が買い取り店へ持ち込むがわずかな金額。なかでもステーヴン・ホーキング博士「1963年にブラックホールの特異点定理を発表し世界的に名を知られた」の著書数冊が手元から消えることに寂しさを感じる。どの本も内容におぼろげな記憶が残る。
次は、音楽CDがかなり多く存在している。これも売りに出そう。いくらになるかな?
全紙に伸ばした写真の数々、これは捨てられない!PC関係・オーディオも家族に託そう
なんだか「近づく死を予見して」の行動のようであるが、決してそうではない。2年でも3年でも生き抜いてやる。と決心した今、身の回りを整理する。いわゆる断捨離、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想。消費する生活から節約する生活を求める人が増えたことや、身の回りを整理する「片付け法」なのである。
断捨離の「離」は無駄な欲望から離れるといった意味もある。
今は普段できない「断捨離」の日々、体もスリムなら身の回りもスリムにして良いのではないか?
野鳥の撮影をしていると「食物連鎖及び、生命」を垣間見るのです。
子育てを見ると巣立ちする雛への愛情を感じ、いずれ巣立てば親とめぐり合うことも無い。それぞれがそれぞれに生き抜いていく。
人間社会とは違って親戚縁者とのしがらみ無い。
生きていくための知恵は親から遺伝子で引き継がれ、進化を遂げる。
実にほほえましい。野鳥の撮影を続けてよかったと実感するのです。
今日はコアジサシのコロニーが見つかったとのことで出かけようと思う。
There is always light behind the clouds.
Today is all that matters.
我が家のツバメさんご一家はもう少し雛が若い感じです。
今朝、見た時にみんなで大きな口を開けて勢ぞろい
4羽のひなを確認出来ました。
ツバメの成長は、早いですね。
もう少ししたらまた撮影の協力をお願いしたいと思っています。
こちらは、天気も回復。
今週は過ごしやすい日が続きそうです。
こちらの雛は5羽のようです。
健気で心温まる姿です。元気に育って巣立ちすると良いですね。
ここはまったく無防備、カラスに襲われないといいのですが、、、
自然界、人間が手を入れることはご法度。ただただ見守るばかりです。
tozanさんのツバメ日記楽しみにしています。