レタッチ

「とうとうphotshopを手に入れたよ」そういわれるフィールド仲間が見えた。
でもさっぱり使い方がわからない
確かに、でもその言葉の裏には「何をどうしたいのか?」という自分の方針が明確でないのが現状でしょう。
「RAW」で撮って専用ソフトで現像したが満足行くものではない。作品というなればそれなりのレタッチをすることでその写真の価値観が違ってきます。
「出来るだけいい写真を撮りたい、作品をもっと綺麗に見せたい」という気持ちは皆さん持っておられると思います。どんなにいいカメラと機材を揃えて撮影しても仕上がりに納得いかないことだってあります。
画像修正ソフトであるphotoshopはとにかくあらゆる使い方が出来るので、全てを覚えるのは困難です。使いこなすには敷居が高い。教本を購入され勉強するといった方法もあります。私の経験から費用対効果を考えると決してお勧めできる方法ではないのです。別の方法として使いたい技術だけをコンピュータで検索して基本操作などを教えるプログラム(チュートリアル)に沿って実行すれば誰でも簡単に写真補正を行うことができます。やりたい操作が見つかればそれをプリントアウトして保存する方法もあるでしょう。しかし紙と印刷代も馬鹿になりませんね。

私の方法を書いてみます。仕事柄PCは3台所有しています。うち1台は作業効率を考え、グラフィックボードを供えた最速コンピュータを特注しています。(photoshopは非常に重いソフトですから仕事をスムーズにこなすため必要不可欠と考えます)。マウスを使って作業できなくは無いが、ワコムから販売されているペンボード(液晶タブレット=アンドロイド)があれば作業がより細かく出来ます。他のPCでそのチュートリアルを探し、作業工程を見ながら進めます。またそのチュートリアルはお気に入りに登録しておけばいつでも見て勉強することが出来ます。

レタッチ_a0330864_06175987.jpg

この画像はjpegで撮影したものです。
「RAW」じゃないの?」
私はRAWとJPEGを被写体に応じて使い分けています。鳥撮影の場合、連写を行いますのでかなりの枚数を撮影します。1日で1,000枚を超えることも希ではありません。

私には鮮明ではなく、カワセミの胸あたりの色がなんとなく気に入りません。シャープさにもかけますね。なぜか眠い写真となっています。そこで、

レタッチ_a0330864_06180820.jpg

このようにレタッチしたのであります。(どこがどう変わったの?) 汗)

カメラという機械だけでは表現できないところを補ってみるのも作品造りに欠かせないそんな時代に入ってきた。まさにデジタルの世界です。写真は写すものではなく撮るものである。絵画と同じ作品を造る時代となりました。写真は芸術ではなく「記録」というレッテルから早く脱却することが求められる時代なんです。



遜 龍明







by fotografkei | 2017-09-27 07:16

龍明の部屋


by 遜 龍明