カワセミ日記20170215
2017年 02月 15日
カワセミに逢ってきました。
ちょっとおかしいなぁ、
もうそろそろ恋の季節なのに、、、
バレンタインのチョコレートはもらっていないのかなぁ、
未だメスを見つけると「出て行け!」と言わんばかりに追い立てます。
以前から観察している限り、いわゆる「近親婚(近交退化)」から生まれた固体ではないかと思われている。事実嘴が上下不ぞろいである。動物は個体群がある程度以上小さくなると、必然的に近親交配が起こりやすくなり、個体の生存、あるいは子孫を残すのに不利な遺伝子の隠れていたもの(劣性遺伝子)が顕著に現れます。そのためそれぞれの種には絶滅を回避し自然状態で種を存続できる最低限の規模があり、生存個体数がその規模を下回っているかどうかも保護の判断基準としています。高度経済成長期には、生活排水や工場排水で多くの川が汚れたために、魚を主食とするカワセミは都心や町中では見られなくなった。
近年、水質改善が進んだ川では、街中でも再び見られるようになっている。しかし、近親婚等により数を増やし劣勢遺伝をもった個体は自然淘汰されその数のバランスが取れるようになっているんでしょうね。平均回帰の法則(遺伝によるものだが背の高い夫と背の高い妻の間には背の高い子供が生まれる可能性が高い。しかし、同じことを繰り返すことで永遠に背の高い子供が生まれるわけではない。ある限界を超えると受け継がれる遺伝子の中から過去の情報により平均身長に戻るといった法則)
カワセミなど多くの動物は繁殖時期以外生活守るため縄張りを主張します。しかし生活面積は限られておりその数を永遠に増やし続けることは出来ない。まさに平均回帰の法則によりその数を調整しているのでしょうね。
おまけ
明日はひょっとすると休みがもらえるかも・・・
プチ遠征でもしたいなぁ、あくまでも希望的観測
今年もカワセミの行く末を見守るんだろうなぁ~
撮れるだけ良しとすべし、だな。