遅れた紅葉
2016年 11月 25日
まだまだと思っていたのですが、いやいやどうして、少々遅れを取りました。
お供をしたのはsony α7にロシアンレンズ。
1950年前半旧ソ連クラスノゴルスク機械工場で製造されたold lensであります。
Jupiter-8 50mm f2 ツアイス ゾナーのコピーだそうな、
絞れば結構まともな画像ですが、開放で撮るとハロが顕著に現れ、
入射角によっては「虹」が現れる、結構気に入っているレンズなのです。
また条件によってはトンネルエフェクトも、
実に楽しいレンズなのであります。
この時代のレンズは終戦まもなくドイツからツァイスの技術者を捕虜として国営工場でコピーを製造させていた為、比較的マシなレンズが多いと聞きます。
60年後半からは自国で製造するようになって粗悪品が大量生産された。故障が多く使い物にならない品物ばかり。
昨今レンズ沼から這い出た自分であるが、面白いと聞くと財布の紐が緩む。これは治癒せぬ病。旨く付き合うしかないようです。