ステンドグラス

ステンドグラスといえば9世紀に遡る。世界で最初のステンドグラスは、フランスのステンドグラス研究家ジャン・ラフォンによるステンドグラスの定義『色板ガラスに絵付けが施され、その絵付けが焼成され、鉛の桟によってつなげられている』

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破片の形で残る最も古いステンドグラスは、フランク王国のカール大帝の支配下にあったロルシュ修道院(ドイツヘッセン州)で見つかっている。修道院は764年創建だが、ステンドグラス自体は9世紀のものだと推定されている。ステンドグラスにはキリスト像が描かれていた。原型を留める最古のステンドグラスは、ドイツ南部バイエルン州に位置するアウクスブルク大聖堂に残る。ダニエルをはじめとする5人の預言者を描いたステンドグラスは12世紀初頭の作品だと考えられている。

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教会にはなくてはならないステンドグラス。どんな関係があるのだろう?
それは、聖書の教えを、人々に伝道するためです。しかし、昔は、沢山の人が、学校に行けませんでした。教会に集う、多くの教徒のほとんどが、文字が読めなかったのです。従って、キリストの生誕から始まる、新約聖書のお話を、解りやすく、絵柄で表すことで、鑑賞しながら、キリスト教の教えを、子孫に伝えていったといわれます。それが、ステンドグラスの、主な目的だったのですね。

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静寂を過ごすための場所である教会、観光化すればそこはもう聖なる場所ではない。ベンチや会衆席(跪いてお祈りをする机)に身を置くときは静かに想いにふけるのがいいでしょう。仏教・神教すべて八十万神(やそよろずのかみ),訳隔てなく祈りに触れてみるのもいいでしょう。

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そんな心持で会衆席に向かい合う背中を見ると、周りのざわめきが気になくなるのもその空間に身を委ねるからかもしれません。




遜 龍明




by fotografkei | 2017-10-15 19:04 | 明治村

野鳥撮影を主に発信しています。


by 遜 龍明