日々カメラと共に

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2017年 02月 12日

たんなる日記20170212

介護日記?
・・・・・
私の両親は御歳97歳と94歳、長命だよね。遺伝子に受け継がれるものは確かにあるようだ。
父の親兄弟も皆90歳を超えて黄泉の国へと旅たった。父方の祖母は100歳に数日という矢先天に召された。
さすが日々の生活にも支障が出始め、息子である私がその代わりをすることになるのはすでに覚悟を決めていたが、
複雑な気持ちでこのようにキーボードを叩いている。外出も制限され家人が不在のときは私が留守番。

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好きな撮影も儘にならないが、実に不思議だ。普段やらない仕事が脳裏をかすめ、こうして家を出ることなく時間をやり繰りすることが出来る。また家人のいるときに撮影に出かけるとしよう。

 そうそう今日したためようと思ったのは今の時代パソコンを覚える必要があるか?
「何言ってんだよ。今の時代パソコンのひとつも使えなくてどうするんだ。」と叱られそうであるが、あえて書かせていただくことを許されたい。
 私は1976年26歳のときに初めてマイコンに出会った。8個の赤い発光ダイオードとそれに繋がるON・OFFのスイッチ8個。ENTERスイッチがひとつ、そんなシンプルなマイコンである。ゼロと1を使った2進法、このゼロと1のマシーン語を操って計算させたり、かなり正確な時刻を知らせる時計を組み込ませたり、オーディオのスイッチをコントロールしたりしたものである。
 1974年、誰もが知っている。と思う、スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックがホームコンピューターを開発した後のことである。1975年にインテルがCPU8080をリリースすると、アルテア8080というコンピュータ・キットが早速発売されるようになり人気を博した。しかしジョブズは価格を抑えた誰でも扱える一家に一台といったコンセプトでしかも簡易な回路のコンピュータができると確信し、1975年10月から半年間かけて設計、1976年3月に最初のプロト機を完成させた。それがアップル(現在に至る)の礎を築いたのである。同じ時期に私も自作のコンピュータを作ったのであります。そんな格好良いものではないが私が始めてコンピュータを手にした経緯はこうである。中学時代にアマチュア無線にのめり込み、自作の受信機と送信機を、アンテナも長い竹竿を利用してこれまた長いケーブルを張ったもので毎晩「ハローCQ,CQ」とマイクに向かったものである。その途中1979年NECからPC8001なるパーソナルコンピュータが発売された。もちろん手に入れました。モニターを合わせて23万くらいだったかな? 無線機とリンクさせて友人とデータの更新をした記憶が、、、その趣味も1999年まで35年も続いたのであります。その後パソコンとは切っても切り離せない仕事に就き、定年まで、いや今に至っているのであります。それが仕事ですから、、、

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本題になかなかたどり着けない、、、

 今もそうであるならコンピュータとは41年の付き合いである。自分でプログラムを記憶させなければ動かない鉄くずから始まり、今は10年前に買い換えたWindows7が今も活躍。中身がずいぶん入れ替わっている。さらに昨年6月に仕事柄最速マシーンを特注した。グラフィックを操るためそのシステムも充実したかたちの物である。

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そろそろ、本題に入れるかな?

 先日ある友人を通じて「コンピュータを習いたいと言う人がいるけど教えてやってくれないか」と言う連絡を頂いた。
昨日その方と逢って話す機会が出来た。鳥撮影ではフィールドであったことのある方だ。話は早い。その方の言うことには「今の時代コンピュータが扱えないようでは遅れている」と知人に即されたようである。
 今年63歳、今までにコンピュータを扱ったことがない。キーボードさえ触ったことがない。電話もガラケーからスマホに変えたばかりで使い方がわからない。それが現状である。そこで私は「コンピュータで何がやりたいのか?」率直に聞いてみた。

 少し話は脱線するが読んでほしいのです。脳医学者(科学者)の中野信子さんがおられる。この方はIQ148とずば抜けた数値を持っている。世界で上位 2 %の IQ (知能指数) を持つ人達が参加する国際グループmensaにも所属した経歴の持ち主である。この方の著書に「努力不要論」と言う本がある。そのなかに
 「地球から月まで38万キロあるんですね」とお話しすると地球上を38万キロ歩き始める方がいる。地球上で38万キロ、50万キロ歩いても月にはたどり着けない。月に行くにはロケットに乗ることである。目的と手段を間違えて無駄な努力をしていると言うわけです。自分の目的を知ることが大事であるとも書かれている。自分を知ると言ってもいいでしょう。38万キロ、50万キロ歩いた方が「辛かったけど○○さんと出逢えてよかった」。などと言い訳をするがそれが目的ではなかったはず、まったくの論外であると・・・

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本筋に戻りましょう。

 コンピュータを習いたいと言う方の目的を挙げてみます。
・カメラで撮ったデータをコンピュータに保存したい。(記録メディアが溢れるほどになってしまった)
・写真をトリミングしたり、色を少々調整したりしたい(今現在カメラの中でトリミングしている)
(撮影時RAW画像で撮影しカメラの中で現像が、さもコンピュータで行うように操作出来る。またそれに値するカメラを持っている。使い方を知らないようです)
・プリントアウトしたい
・「・・・・」

「それから何をしたいんですか?」
「とりあえずはそれがやりたい」
 その方には失礼ですが、それだけのためにコンピュータを購入してやらせる仕事にしてはあまりにももったいない。初歩から覚えてコンピュータにやらせる仕事がそれだけであるなら費用対効果から考えても私に言わせれば本末転倒である。まさに無駄な努力となってしまうのです。
 よく聞く話に「コンピュータの初歩講座に通っても大半の方は挫折してしまう」、それはそうです自分の目的に合った講座にめぐり合えないからです。初歩講座となればコンピュータのスイッチを入れて切るまでの操作を教えてくれるのが大半でしょう。
「コンピュータを使って年賀状を作成する講座」その目的にあった方ならありがたい講座、しかし主流となりつつあるwindows10で操作されたんであれば、家にあるコンピュータのOSが違えば、初段階の方にはこれまた厄介なことです。そのためにあたらしくwindows10のコンピュータを買い換えるのですか? もうここで目的と手段が違っています。コンピュータを買い換えるために年賀状作成の講座に行ったわけではないからです。

 ここでコンピュータを買わないですむ方法を質問にあった形式で回答してみます。
・カメラで撮ったデータをコンピュータに保存したい。(記録メディアが溢れるほどになってしまった)
 全国展開しているカメラ専門店にメディアを持ち込みDVDに焼き付けてもらえば安価でデータの保存が利きます。そのDVDをレコーダに差し込めば自分の家のテレビで作品を見ることができます。DVDをカメラ店に持ち込めばプリントもしてくれます。DVDに転送し終えたメディアはフォーマットをかけることでまたカメラに利用できます。メディアを買い足す必要がない。心配ならお金はその倍かかりますがマスターと保存版と2枚作成すればいいことです。
4.7GBのDVDであれば(1800万画素のRAW画像1枚は約22~23MB、JPEG画像であれば350dpiの画像出力で14.8MB。1GBは約1,000MB、したがって4.7GBのDVDであれば4700MB/23MB=204(約)枚保存することが出来ます。トリミングして小さくした画像であればその10倍保存することも可能です。)

・写真をトリミングしたり、色を少々調整したりしたい(トリミングはカメラで行っている)
 今行っているようにカメラの中で操作できるのでもう少し勉強して同じことをすればいいことです。カメラを購入するとテレビで画像を見ることのできるケーブルが同包されています。コンピュータでみると同じようなことが家庭のテレビとカメラの操作で画像を加工することも出来ます。

・プリントアウトしたい
 今はA3ノビまでPCのいらないプリンターが販売されています。カードを差すなり、USBを差したり、スマホから送信したり、Wi-Fi機能のあるカメラであれば直接プリントすることも可能です。

 このように目的にあった作業をするための手段はひとつではないと言うことです。コンピュータを持っていなければ今の時代生きていけないわけではないんです。両手の不自由な方はコンピュータを扱いたくても無理なこともあるでしょう(障害者用に福祉が与えてくれる障害者用のコンピュータ、必ずしも障害者すべてに与えられるものではない)。でもカメラで撮影することはレリーズを使えば可能です。また持っておられるスマホで撮影(カメラのスイッチをスマホで操作する)だって出来る時代であって、障害者から写真と言う世界を奪い取る時代ではないのです。携帯電話だって両手がなくても扱うことが出来ます。音声認識機能が備わっていますね。色々な機能が備わっている道具を持っているのにそれを活用せずある一部だけ利用して道具が重複するのはどうかと思うのです。
 私はガラケーしか持っていません。もし出先でパソコンを使うようなことがあれば、大型家電店へいって陳列したコンピューターを使わせていただいています。また市役所や図書館へ行けば自由にパソコンが利用できます。無料です。今の時代困ることを考えるほうが難しい時代になりました。

 年齢も60歳を超えたら楽しむ時代で苦しむ必要はないんです。いちいち他人の意見を聞いていたんでは楽しい人生を無駄にしてしまいますよ。パソコンがなければ生きていけない時代はもう通り越して、今では思い描いているようなパソコンがなくても生活できる時代に代わって行ったんです。考え方をシフト、パラダイムシフト(当たり前だったと思うことからの脱却)の時代となりました。
 もう一度自分の周りを見渡して使われていない大事な機材はないものか、どうしたら使いこなせるか考えたほうが楽しいと思うのです。脳科学者の方が言われるんです。無駄な努力、費用をいかに削るか考えていたほうが楽しいですね。

 とまぁ、辛口日記になってしまいました。さてお昼も過ぎましたので両親の昼食の準備をしてきます。



遜 龍明





by fotografkei | 2017-02-12 12:11 | その他


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