瞬間




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使用中のカメラ、パナソニックのマイクロフォーサーズ、
超高速連写は秒間40コマ(電子シャッター)、4K/30P動画機能が備わっており、その中で「4K連写」秒間30コマを10秒間撮り続けることができる。
優れているのは「4Kプリ連写」、瞬間を切撮るにはこれに限る。シャッターを押した瞬間1秒前と1秒後が記録される。
いうなればドライブレコーダの機能を持たせたものである。これも30コマずつの計60コマが記録される。
画素数は800万画素、気に入ったコマを60枚の中からスチル写真として切り出すことが出来る。売りではA3まで引き伸ばすことが出来るとあるが、
低感度撮影、できれば出力解像度400dpiでデータ化すれば全紙に引き伸ばすことも可能でしょう。

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上記の4コマは超高速連写、秒間40コマで撮影したものです。画素数はやはり800万画素あります。

ニコンの新製品、D5およびD500は若干キャノンを上まっている声が上がっているようだが、(私もそう思っている一人)。
ところがキャノン1Dxにもそれなりの進化が見られる。それは4K動画が備わったということだ。
キャノンのプロ機一眼レフに動画? 懸念されるのはごもっとも、しかしこれがちょいとした曲者。いや、侮れない。
この4K動画は60P・40P・30Pが設定でき、60Pともなれば動きの速い被写体も滑らかに美しく記録できる。動画としては非常に滑らかな表現であり、その秒間域のデータからスチル写真が切り出せるというのだからすばらしい。
録画後カメラで再生時、4K動画の1フレームを約880万画素(4096×2160)の静止画として切り出し、JPEGで保存可能。
スチル素材として有効に活用できるのは無論のこと、4Kモニタリング環境(たとえばTV)がない撮影現場でも、切り出した画像を背面の液晶で拡大、確認することが出来る。
メカシャッターの秒間14コマにこだわらず動画で撮影して瞬間をスチル写真として切り出すことも良いのではないか、

文章の中に4K/60pとあるが、この「P」の説明をしよう。
通常販売されているフルハイビジョン(フルHD)は200万画素である。4KとはフルHDの4倍のデータ(829万画素)をもっている。
4K/60Pとは4K解像度の映像を1秒間に60コマで表示することができる。例えばスポーツシーンなど動きの速いコンテンツもより滑らかに映し出すことが可能となり、4Kの高画質でこれまで以上の臨場感で楽しむことができるのです。

1Dxの4K/60pは150Mbps(ビットレート)。基本的に、ビットレートが高ければ高いほど、画質・音質が向上します。動画に於けるビットレートとは、「1秒間にどれだけ情報を詰め込んでいるか」という事を表します。(動画のプロパティーを見れば数値が記録されています)「映像」のビットレートが高ければ高いほど、1ピクセル1ピクセル全てに正確な色情報を割り当てる事が出来ます。結果的に高ビットレートであれば画質が良くなり、低ビットレートであれば画質が悪くなります。150Mbpsとは150メガビットのデータを1秒間に表示しているということになります。
bpsを8で割るとB/s表記に出来ます。150Mbps/8は1秒間に18.75Mbのデータが詰め込んであるということです。
何がなんだか???、参考として、地デジ(1440×1080)は最大「14Mbps」くらい、DVD(720×480)は最大「10Mbps」です。
150Mbpsがいかに高画質であるかもうお分かりですね。

さてコロンブスの卵、1Dxの有効画素数は2020万画素。メカニカルシャッター14コマにこだわるか、それとも880万画素の秒間60コマを選ぶかはオーナーの心しだいだ。

「動画から写真を切り出すのであれば誰でも撮れる・・・」とまぁシャッターを切る腕を競うのか、それとも瞬間の表情など感性の域を競うのか、実のところ私はどちらでもいいのだ。
でも、どちらかといえば後者かな?
シャッターをいかにタイミングよく押すか、なんて事はどうでもいい。撮った、撮れなかったの会話は今現在でも競う対象になるんだろうか? むしろ自己満足の世界ではないかと考えるのです。もっというなれば、技術の進歩とは新たな発見と手間を省く進歩が入り混じったものであって、「なまかわ、手抜き」といわれる事柄が当たり前になってくる。
カメラの進化を長い眼で見てみればまさにそのとおりである。楽していかに確実な作品を作るのか、仕事柄多種にわたるカメラの機能をつぶさに研究しなくて気が済まない。買っては使って次のカメラの追い金といった生活。決して楽ではない。(好きでやっていることなのでご心配には及びません)
すべて販売されるカメラを買うわけではありません。取扱説明書を読みながら興味を示せばほしくなる。前回も購入後たった2ヶ月で手放したばかりである。写真を撮ることももちろんのこと、使っているカメラの機能を限りなく100%使いこなすほうが写真がうまくなる秘訣ではないだろうか。
ちょっと辛口だったかな?

そうそう、このクラスに合った記録媒体がそれなりに必要です。最大書き込み速度クラス10(45Mb/s)、、最大転送速度UHSクラス3(90Mb/s)を推奨します。動画ではカードの容量が64GBで150Mbps25分、128GBがどうしても必要になるでしょうね。価格帯が2枚でカメラ入門機1台分。行く末はもっと安くなるでしょう。

この辺にしておきます。(_ _);



遜 龍明


by fotografkei | 2016-07-23 06:02 | カメラのこと

野鳥撮影を主に発信しています。


by 遜 龍明