超望遠で絞りf5.6で撮影する花写真

私はマクロレンズを使わない?
今まで、60mm、90mm、180mmのマクロレンズを使用したが結局価値観が認められず処分してしまった。
「マクロレンズで切り撮る花写真」
どれも同じような作品ばかりでついぞ諦めた。
今は望遠レンズで撮影するように心掛けている。

a0330864_11130342.jpg

今回の作品は
カメラ:CANON 1Dx フルサイズ
レンズ:CANON 600mmf4.0 IS USM
自作中間リング

a0330864_11130939.jpg

自作中間リングでフランジパック(レンズマウントのマウント面から、フィルム(撮像素子)面までの距離のことである)を遠ざけることによって撮影最短距離を縮めることができる。
ホクトレンダーから販売されているヘリコイド( カメラのレンズ を鏡胴の螺旋溝によって前後に移動させる機構)、ピントリングやフォーカスリングと同じ機構と思ってもらえばいい。そのヘリコイド付きのマウント変換リングを改造。
フランジパックの長さを変えれば当然ピントの合わない現象が出てくる。しかし、中間リングのヘリコイドを調整することによってピントが合うというものである。
600mmのレンズの最短距離は5.5m、しかしこの中間リングを用いることによって2.5mまで近寄ることができる。

a0330864_11131542.jpg

なぜそんなレンズを使うのか?
撮影していてよく聞かれる。「ボケがきれいだから」と答えるのである。
600mmレンズで絞りf5.6、3m先の花を撮影した場合被写界深度を計算すると
前方被写界深度 4.19mm
後方被写界深度 4.21mm
被写界深度は 4.8mmである。

仮に200mmのレンズをもって同じ条件で撮影すると
前方被写界深度 37.33mm
後方被写界深度 38.28mm
被写界深度は 75.61mmとなるのです。
単純に考えても焦点距離の3倍は被写界深度の1/3にはならず、1/15.75にもなるのです。
そんなことから花撮影においても重い機材を背負って撮影に出かけるのです。
付けくわえておきますがこのシステムにおいてオートフォーカスを使うことができません。すべてマニュアルフォーカスです。

a0330864_11132198.jpg

絞りは決まってf5.6、昔読んだ冊子の中で「f5.6の写真術」どこへしまったのかなぁ、
花もモデルもf5.6で撮るようにしている。一番適度なピンとボケが表現できる。
無論単焦点レンズでの話であるが、私はズームレンズを使わない。
16mm、24mm、35mm、50mm、55mm、80mm、85mm、105mm、135mm、200mm、300mm、600mmを
チョイスするのです。
開放f1.2、1.8、2.0、2.2、2.5、3.5、3.8、4.0などのレンズを使用するのであるが、やはりf5.6の描写が大好きである。
今回は標準露出よりアンダーで表現しています。


by Capa


名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by fotografkei | 2015-05-31 12:00 | 花写真 | Comments(0)

野鳥撮影を主に発信しています。


by 遜 龍明